さてペグ交換の続きです。
ニスを塗って表面処理をした後、ペグ穴をほんの少し削って長さを調節しました。
先端がはみ出てしまうのを切断すると、
こんな感じです。先端が鋸で切ったままでギザギザですし、まだ弦が通る穴がありません。
ドリルで穴を開けて…
開けた穴が、毛羽立っていると弦が切れる原因になります。棒ヤスリでキレイに整形します。
こんな感じです。
先端の凸凹を金ヤスリで削って、サンドペーパーで仕上げ。最後に側面と同じようにニスをすり込むと、
こうなります。
4本ともにこの作業をします。長さがそれぞれ違うので、少しずつ穴を開ける位置、先端の切り幅も異なります。全部同じだともう少し楽なんですけどね(-。-;
完成です!ヽ(´▽`)/
見違えますね!
以前の状態と比べてみると…
カッコよくなりましたヽ(^o^)
これだけで雰囲気が変わりましたよね。高級感すら漂うような…。
ペグは普段からよく触れるところですから、デザインだけでなく、掴んだ感じ、回したときの感触などをよく考えた方が良いです。なんとなく、で替えるべきではないということですね。
逆に、どうしても気になっている場合は思い切って交換すると、一気に使いやすくなるかも知れません。
こちらのお客様の場合、購入されたときからペグの触感が気になっていたので、ペグ交換することでとても使いやすくなったと仰っていました(^-^)
こばやしではペグやテールピース、アゴ当てなどもいろんな種類を取り揃えております。また、カタログからお取り寄せすることも可能ですし、お持ち込みされた物を調整して取り付けることもできますよ。
ご興味ありましたらぜひお声掛けくださいね。お待ちしております。
弦楽器工房こばやしは小田原の栢山から、弦楽器の出張修理を承っております。
詳しくはホームページをご覧ください。
https://musical-instrument-repair-shop-51.business.site
LINE公式アカウントを作りました!
友だち登録していただけると、直接こばやしとメッセージのやりとりができますよ。
このURLをタップまたはクリックすると、弦楽器工房こばやしを友だち追加できます。