趣味でボクシングをやっていることは、以前の記事で書きましたね。
マスボクシングという練習方法があります。
試合と同じように本気で殴り合う「スパーリング」と違って、寸止め、もしくは軽く当てるだけの練習です。
練習とはいえ対戦相手がいるもので、当てないつもりで出した手が当たってしまったり、逆に避けたつもりの顔や体がかえってパンチに突っ込んでいってしまったりとアクシデントはつきものです。
その日は高校生とマスボクシングをやろうということで、基本まだまだ初心者な私は緊張していました。向こうの方がはるかに上ですし、スピードもパワーも全く及びません。そもそも体力が違います。それでも、その緊張が楽しくもあるのです。
私の行っているジムでは、ボディ打ちは認められています。もちろん双方の合意の上で、ですよ。
顔に当たってしまうとやっぱり怯んでしまいますし、その後も怖くなってしまいます。が、ボディに当たる分には、さほどでもありません。
当たりどころや、タイミングが悪ければそれはもう悶絶することになりますけどね。慣れは必要ですけど…。
そして、まさに。
タイミングと当たりどころが悪かったのでしょうね…。
1ラウンド３分で、2ラウンドで終わりなマスボクシング後半戦、「つうこんのいちげき」を食らってマットに沈みました(>_<)
右の脇腹に近い背中を、どーんと一撃。
一瞬息が止まり、倒れてはならないと一、二歩踏ん張ったのですが、こらえきれずに崩れ落ちました。
そのままラウンド終了…普通ならちょっと休憩すれば持ち直してサンドバッグを打ったりするのですが、その日はあまりの痛みに動く気もなくなり帰宅しました。
夕ご飯の支度中も痛い。お風呂入っても痛い。寝ても痛い、起きても痛い。
これはさすがにマズイと整形外科に行ったところ見事に骨折…。右の肋骨がポキンといっていました(；ω；)
いや〜、道理で痛いわけです。しばらくは運動禁止となってしまいました。
こういう仕事なのはこんな時は幸いですね。チェロを持つのが少しツラいですが、支障はほぼ無いといってもいいと思います。
完治までは三週〜五週間くらいかかるそうなので、その間は少し動きがぎこちないのは仕方ないですね。
お客様にご迷惑をおかけすることはないと思いますが…もし変な動きをしてたら…笑ってやってください。もうこれは完全に自己責任ですよ(~_~;)
寂しげなボクシンググローブ…
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