出張で嬉しくなったお話。 - 弦楽器工房こばやし

春日部の昭和楽器さんへ弦楽器調整スタッフとして行ってまいりました。

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手前で楽器を持っているのが私、奥にいますのはアルシェの田中氏です。いつも調整会のお仕事をくださるプリマ楽器の担当さんに写真をお願いしてるので、わざとらしくてちょっとニヤけてしまっていますね^_^

今回はチェロの調整が多く、大変でした(･_･;

出張でのこういった調整会、基本的にバイオリン、ビオラくらいを想定しているのでスペースがそんなにないんですよね。作業の内容以前に取り回しに気を使うことが多いです。

最終日の最後のご予約でいらっしゃったお客様もチェロでした。ご夫婦でチェロを弾いてらっしゃる方だったのですが、とても仲が良くて見ていて羨ましくなるほどでした。

そのお客様からのご依頼としては、少し前にお買い上げいただいた商品の初期不良を直す、いわゆるアフター修理だったので、肝を冷やしながらの作業でしたが…。

怒られても仕方のないところを、ニコニコと見守ってもらってありがたい限りでした。

チェロをはじめてまだ２ヶ月くらいということで、いろいろと初歩的な質問をされたのですが、私がそれに答えると

「そうなんだ〜。」「知らなかったね」

なんてお二人で真剣に聞いてくださり、こちらも嬉しくなってしまいました。

作業が終わり、楽器をお渡ししてケースにしまったあと、ふと

「どちらでお仕事をなさっているんですか？」

と聞かれました。出張のときはアルシェ、ピグマリウスのスタッフとして来ていますが、工房は小田原の栢山です、と事情をお話しすると、

「いいお仕事ですね！」「幸せそうに仕事してたものね」

と言われてしまいました。

ご面倒をおかけしたのはこちらなのに、むしろ励まされてしまいました(^◇^;)

素直に「はい！そうなんです、楽しいんですよ！」と答えてお見送りしました。

こういうことがあるからこの仕事はやめられないんだよなぁ〜p(^_^)q

弦楽器工房こばやしは小田原の栢山から、弦楽器の出張修理を承っております。

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