以前ご紹介しました「うたと楽器の十人会」に行ってきました!
アンコールでまさかの写真OKが出ましたので遠慮なく撮影してきました。こんなことないですよね!
バイオリンを持って左端に座っているのが小野唯さんですね(^○^)
肉眼だともっとドレスの黄色が鮮やかで綺麗に見えていたのですが、写真だと色飛びしてます(-。-;
オペラ、初体験だったのですが一言で感想を言いますと
『衝撃』
です。
どんな感じだったかといいますと…。
開演前に見るものといえばプログラムですよね。
曲目と出演は、良くある構成なのですが、真ん中の写真にご注目。
人物相関図が載っています。これ、オペラだと普通なのでしょうか…。
なぜこんなものが、と考えてもわからないまま、幕が上がりました。
一曲目は「私は町の何でも屋」。
全然オペラを知らなくても「フィーガロ、フィガロフィガロ…」と聞けばなんとなく聞いたことのある曲ではないでしょうか?
おお、これは知ってる、なんて思いながら終わって、拍手。そして。
そこから怒涛のトークが始まります(O_O)
このコンサート、歌い手はたった一人。飯田裕之さんだけです。
曰く、オペラは歌い手と、演奏家、そして聴いている観客がいないと成り立たないのだと。
いや、こう書くとお堅い話と思うかもしれませんが全然そんなことはないのです。
軽妙、そしてユーモアたっぷりの語り口に、みんな笑いながら聞いていました。ほんとに隙あらば笑いを取りにくるのに驚きましたね。
曲の途中でも、良い!と思ったら拍手していい。ほんとは声も上げてほしいけど、今のご時世ムリだから心の中で歓声をあげてね。そんなことをイイお声で話しかけてくるのです。
文章では伝わらないのがもどかしい!
そして、曲の解説。
クラシックのコンサートって曲の解説はプログラムに書いてあるのが普通で、あまりその場ではしないじゃないですか。
わかりやすく、また面白く解説してからの歌なので飽きないんですよ。
次はなにを話してくれるんだろう、そしてどんな曲なんだろう、って前のめりで聴いてました。
休憩を挟んで、メインの「ジャンニ・スキッキ」が始まりました。
ここで最初の相関図が役立ちます。客席の明かりをわざわざ明るくし直してのストーリーと登場人物の解説。
なにせ歌い手は一人しかいませんから、12人の登場人物を全て飯田裕之さんが歌い分けるのです。
声色も、もちろん変えますが、身振りや姿勢なども変えてまるで落語家のような変わり身です。
曲が始まって、くるくると役を変えながら歌が続くのですが、なんと歌っている最中、曲が演奏されている最中にも補足の解説が入るんですよ!(◎_◎;)
演奏している方は大変だなぁ、と余計な心配をしてましたよ。
老若男女を演じて、歌い、笑いまでとってのフィナーレ!
ほんとに楽しいコンサートでした!クラシックのコンサートでこんなに笑ったのは初めてです(⌒▽⌒)
これは、もっといろんな人に聞いてほしい!と思いましたね。
やや、久しぶりに熱が入って長文になってしまいました。少しでも面白さが伝われば良いのですが…。
↓の調整会でも飯田さんのように面白く話せたらいいんですけどね(^◇^;)
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