連日、暑いですね( ̄◇ ̄;)
毎朝のウォーキングに出るのがちょっと遅れると一気に気温が上がって身の危険を感じます。
一度変な頭痛がしたことがありましたがあれは熱中症の初期症状ではなかったかと思います。
みなさまもくれぐれもお気をつけくださいね。
さて、前回の続きです。
バスバーの交換といっても、一体化しているものは外せません。厳密には「交換」ではなく、「取付」なのかも知れませんね(^◇^;)
これはもう削り取るしかありません。
平ノミを使って削ぎ取ります。
力を入れ過ぎてしまうと他に当たって内側を傷つけてしまったり、繊維ごと抉ってしまって穴になってしまったりする可能性があるので慎重に。
えー…作業に夢中になると写真を忘れてしまういつものクセで、削り上がりからごっそり写真が抜けてしまいました(^◇^;)
すみません。
おそらく、仮留めの写真です(-。-;
バスバー材を整形するところも撮り忘れてしまい…
唐突に完成します…。
あ、完成してませんでした。
中心を高めにして、最も力がかかる部分の強度を増します。形状はこれでバッチリなのですが、両端の仕上げがまだですね。
両端を斜めに削いで、完成です。
ついでに、というわけでもありませんが、あまりに凸凹が強い表板の内側はスクレーパー→サンドペーパー、という手順で少しですが均してあります。
肝心の音はどうなったかというと…これがびっくりで、すごく良くなったんですヽ(´▽`)/
全体的に綺麗な音ではあるものの、どうにもか細い感じだったのですが…。
それが、まさに骨が一本通ったようなしっかりした音に変わりました。
自分の見立てだけでなく、ご使用されているお客様の感覚もとても大事だということを改めて認識し直す、とても良いキッカケでした。
Kさま、写真使用をご快諾いただき、ありがとうございました。
最初の記事からずいぶん時間たってしまいましたが、なんとか完成までいきました。
夏休みももうオシマイですね。もうちょっとだけでも涼しくなってくれると良いのですが…。
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