前回の記事からだいぶ間が開いてしまいました。
全てギックリ腰のせいですo(`ω´ )o
前回は色のお話だけで終わってしまったので、今度は実際に作業した感想を…。
まず触れて感じたのはモンゴル、シベリアとは違った硬さでした。もちろん毛ではあるので掴めば、ぐにっと曲がるには曲がります。その曲がり具合が、少しコシがあるというか…。芯があるというか、そういう印象ですね。
毛替えをする際にはこういったクランプに弓を固定して、小さな櫛で毛を梳かしていきます。
一枚のリボンのように、なんてよく言われますね。平らに、真っ直ぐになるようにまとめるわけです。
この時に、縮れた毛や捻れた毛、太さがまちまちな毛が混じっていると櫛通りが悪くなります。
それがイタリア毛はほとんど無いのが驚きでした。
スーッと櫛が通って綺麗にまとまってくれます。それだけ個々の毛の太さの差が少なく、また縮れなどが少ない選定された馬毛だということです。
気持ちよく通るのでずっと梳っていたくなります(^o^)
あと、これは余談ですが、濡らすと少し獣臭さがありました(^_^;)
私は毛を濡らして毛替えをするスタイルですが、その時にフワッと香ります…と書くと良い匂いのようですが、正直クサいです(><)
これも自然の状態に近い、高い性能の証なのかもしれませんね。
まあ、乾けば全く匂わなくなりますので、そこはご安心くださいね。作業の中のほんのひと時の間だけです。
匂いはともかく、このイタリア毛、作業としてはとてもやりやすいと言えます。最後に炙って仕上げるときも均一にまとまってくれているので、余計なストレスがほとんどありません。
やっぱり良いものは作業性も良いものなんですよね〜(^_^)
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次回は実際に弾いた感じをお伝えしたいと思います٩( 'ω' )و
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