弦楽器工房こばやし

小田原の弦楽器工房こばやしのブログです。仕事をしていて感じたあれこれを週一くらいで徒然と書いていきます。

新しい荷物が届きました!

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何か荷物が届くとワクワクしませんか?

私はします(^○^)

今はなんでもネットで購入できますから、何をいつ注文したかなんてあまり覚えてなくないですか?

数ヶ月前に予約した商品が届くと、正直忘れちゃってるものですからサプライズ的に嬉しいんですよね。


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こんなのとか(^◇^;)。最近届いたもの(プラモデル)たちです。あんまり作ってる時間が無くて、どんどん積まれていきます。ガンダムもヤマトも好きなんだ〜!

しかし、日本は良いですね!予約の品は別として、在庫のある物はすぐに届きますからね。

以前海外に注文したときはエラい苦労をしたと思います。届くの遅いですし、トラブルへの対応も時間かかります(T ^ T)

さて、冒頭の写真です。

これを慎重に開けていきます…

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いやー、ドキドキします!新しい物が手元に届く、楽しい!

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新しい弓毛でした!

こちらの山幸産業さんから届いた新しいモンゴル毛です。注文した翌日には発送していただきました。やはり国内は楽で良いです(^ ^)

前にイタリア産弓毛を買ったことがありまして…

すこぶる質が良かったので、モンゴル毛もこちらで仕入れてみました(今回リンク多くてすみませんm(_ _)m)。

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近くで見るとこんな感じ。

若干の黄色味がかっているのがわかりますか?また、灰色や茶色の濃い毛が混じっているのも見えますね。

これなんと、無漂白の弓毛なのです。普通はお馬さんから収穫(?)した弓毛はまず洗浄して汚れを取ります。その後、漂白をして質を揃えるものなんですね。

この漂白作業は弓毛屋さんの腕の見せ所らしいのですが、このモンゴル毛は無漂白です∑(゚Д゚)

漂白して品質を整えるのではなく、そのままでも楽弓に使えるものを選別しているわけなんですね。すごい!

さっそく、テストとして自分の弓に張ってみました!

作業はやりやすかったですね。一本一本が微妙に色が違うのが不思議な感じです。

弾いてみた感想としては、イタリア産よりもザラザラした印象ですが、よく引っかかり、音量は出そうです。若干のガサツキといいますか、荒々しさはありますね。

まあ、エリート中のエリートであるイタリア産と比べてしまうと仕方ない部分ではあります。

あと、漂白無しの分、寿命は長いのではないかと思いますね。

こばやしのイメージとしては…

初心者でも音が出しやすく、耐久力も持っているのがモンゴル毛。

音量では多少落ちるが、コントロールに優れて繊細な演奏に向くのがシベリア毛。

音量、コントロール共に優れており、また平均以上の耐久性も兼ね備えるのがイタリア毛。

って感じですヽ(^o^)

ぜひいろいろお試しいただけたらと思います!

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