こちらは続きの記事になります。
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さて、状況確認は終わりました。
まずは接着剤を綺麗に取り去ります。
バイオリン属ではニカワが使われることが圧倒的に多いですね。私も使っています。
水分を与えて温めると溶けるという性質がバイオリン属とはとても相性が良いんですね(^○^)
キッチンペーパーを巻きつけて濡らします。水分が蒸発しないように上からラップを被せています。
しばらく置くとプラスチックのように固かったニカワがゼリーのように柔らかくなってきます。
絵面が汚ないなあ…(^◇^;)
ヌルヌルしてくるのを拭き取って、またキッチンペーパーを巻く、という作業を何回か繰り返すと表面のニカワは除去できます。
ニカワの量が少なければ整形時に一緒に削り取ることもできるのですが、今回は凸凹の面にたくさんのニカワがマダラに付いている状態でした。
ネック側、大体キレイになりました。
本体側は隅の部分がどうしても取りきれないので、小筆で少しずつ撫で取ります。
ブロックに謎の穴が空いているのですが…(・_・;
なんのためなのか、良くわかりませんでした。
強度には問題ないと思われますので、ここは特にいじらないでおきます。
他にも接着剤とは別に隙間を埋めるためでしょう、木片がくっついていたのでこちらも取ってしまいます。
ここで本体側に問題を発見(o_o)
横板が剥がれてきていました。
これは整形の前にきちんと接着しておきます。
次回はいよいよ整形です。
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