あけましておめでとうございます。
ちょーっと遅くなってしまいましたが、新年のご挨拶をさせてください。
お正月は私の実家で過ごしました(^○^)
久しぶりに私の両親、弟家族、妹家族も揃って総勢14人で大騒ぎしてきました…最後に会ったのがコロナ前だったので子ども達がみんな大きくなっていてびっくりしました。
あまり長居すると両親への負担がハンパない(^◇^;)ので早々と切り上げて小田原へ帰宅。
2日があいにくの雨だったので、翌3日に例年なんとなく行っている大雄山の最乗寺へ。
高校へ通学するようになった娘も、運動部の息子も親より全然元気で、今年は文句一つなく登りきりました。
毎年無駄に自信を持って登る私ですが、今年もゼェゼェでした(-。-;
足が動く限り登ってみようと思ってます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、近況だけではなんなのでこちらのバイオリンをご紹介します。
汚い(>_<)…ではなく。
小さなサムネイルで見ても違和感があるのですが、わかりますでしょうか??
とてもわかりづらいと思いますが、その違和感を感じやすい方法を考えてみました。
いまうちにあるバイオリンを並べてみました。
向かって一番左側が今回の主役です。ネックにご注目ください。
大きさやデザインもまちまちなので、この段階ではただ楽器が並んでいるようにしか見えませんね。
楽器たちを左右ひっくり返してみます。
同じような高さになるはずのネックが急に上に曲がったように見えませんか?
これ、ネックが横に振れているんです。
以前外れてしまったネック修理を記事にしました。
バイオリン属の楽器は、弦の張力があるので縦方向に曲がりやすいです。しかし、作りから見ても左右に曲がることはまずありません。
ということは、この楽器は曲がった状態でネックが取り付けられてしまったものと思われます。
それが作られた当時からなのか、後日何らかの修理をしたときにこうなったのかはわかりません。
何度もこのブログでも書いていますが、バイオリン属の楽器はいい意味でいい加減です…ですが、ここまで曲がってしまっていると楽器の中心に対して指板が曲がってしまったり、弦が真っ直ぐ張れなかったりと、さすがに影響が出てきます。
今年最初のシリーズ記事として、この楽器のネックを直していきたいと思います。
ありがたいことに他にもいろいろお仕事はありまして、さらに恐怖の確定申告も控えています(^^;;
のんびりとご覧になってくださいね。
弦楽器工房こばやしは小田原の栢山にて、弦楽器の修理・調整・販売を承っております(出張修理も承ります)。
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