こんばんは、弦楽器工房こばやしです。
8月いっぱいをかけて作成してきた社印が完成しました。実際の作業時間はおそらく3時間くらいだと思いますが(苦笑)…仕事や家事の合間にチマチマと進めていたのであっという間に1カ月ですね。夏休みもありましたし…言い訳ですけど。
一通りニスを塗り終わりまして、表面を少し磨きました。ここは自己満足の部分です。木の下地が残るような自然な感じ、ニスを塗り重ねた厚みのある感じ、どちらも素敵な仕上がりと思います。今回でいうと前者ですね。
綺麗なカエデの杢が出ました。見る角度で模様が変わって見えるので、こう、置いておいても見ていて飽きないんですよね。
バイオリンもやはり裏板のカエデが美しく見えるとワンランク上の楽器に見えます。
ドイツ製の安い量産楽器などで時々見られる、薬品で杢を出したようなものはぱっと見は良いのですが、角度を変えても見た目がほとんど変わらないので少し面白みに欠けて私はあまり好きではありません。
…話が逸れました。
ハンコ面にも同じようにニスを塗って、乾燥したら1500番のサンドペーパーで平面出しをして朱肉が満遍なくつくように仕上げました。
今後はお渡しする領収書にこのハンコを押せると思います!
弦楽器工房こばやしは小田原の栢山から、弦楽器の出張修理を承っております。
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