前回に引き続き、弓毛の比較のお話です。
一般的な弓毛はモンゴル産のものが圧倒的に多いと思われます。
こばやしがメインで使っているものもモンゴル産です。他にシベリア産のものも使っていますが、モンゴル産と比べると少し細い印象です。
このあたりは、もう少しデータを集めて補足していきたいですね。
黒毛の方は、「ペッパー&ソルト」という名前で売られているものです。ステーキにかけたくなるような名前ですが、産地は同じくモンゴルです。黒毛、灰色毛、白毛が混じったものとなっています。メーカーはベース用と謳っていますね。
白い弓毛は全体的に細めで一本ずつの毛の太さもわりと均一ですが、こちらは一本の毛の中でも太さに緩急があり、また、毛毎の太さ細さもバラバラな感じです。
というわけで、それぞれを弾き比べてみた動画です。演奏の腕は…もう…これは…仕方ないところです(T_T)
前回は動画サイズが小さくなってしまったので、もう少し大きくしました。しかし、横撮りにすべきでしたね(^_^;)
スマホならともかく、パソコンだと見づらいったらないです。
言い訳はこれくらいにして。
スマホの音でも違いがある…と私は思うのですがいかがでしょう?
弓は全く同じで、毛だけを替えているので、純粋に毛質の違いだと思います。
弾き慣れた白毛と違い、黒毛の方は引っかかりが良いと言えば良いのですが(-。-;
引っかかり過ぎると言いますか…うーむ…。
弾いているときも、ザラザラと擦り続けている印象で正直あまり弾きやすくはなかったですね。まあ、もともとベース用ですから、バイオリンには適するはずもないのですが…。チェロやベースに使う場合は力強く弾けるのではないでしょうか?
それも今度試してみたいですね!
しかし、動画を撮って不特定多数の方に話しかけるというのは面白い体験でした。
またやってみようっと!
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