ちょいちょいやっているとりあえず作ってみるシリーズですが、少し毛色を変えて、やってみます。今回挑むのはコレ!
毎年お正月に、子どもたちが生まれた頃に住んでいた横浜にあるお寺に遊びに行きます。
その時にビンゴで当てた景品の、ヒノキのまな板です。もう5年以上経つと思いますが、ご覧の通りガタガタです(-。-;
木口に押された神野寺の焼印。
多分、もっと早く直してあげた方が良いのでしょうが、なんとなくこのままになっていました。
楽器の調整はするのに、同じ木材でできているまな板は調整しないのか、できないのか。いや、できるはず、やってみようヽ(^o^)
使用するのは妻より長い付き合いのコイツ。
西洋カンナです。日本のカンナと違って押して使うのが特徴です。
難しいことはないだろうと、いつものとりあえずやってみる精神でGOです(^○^)
……削る時には両手を使うので写真が撮れないことに気付きました。これはイメージ画像です(^◇^;)
端っこを一枚削りました。すぐに綺麗な木地が出てくるものの、包丁の切り込み傷はまだ消えていません。でも堅木というわけでもなく、カンナ刃は素直に一枚削ってくれました。これは案外、楽にいけるか…??
甘かった…例によって甘かった>_<
長年の使用で真ん中の方が凹んでいるんですね。削れど削れど刃に当たってこない〜。
めげずに削り続けて1時間、なんとか平滑になりました。思ったより時間がかかってしまった…。
当然ですが、裏も同じような状態でした(T_T)
追加でさらに1時間、ひたすら削りあげました。
角で怪我をしないように面取りがしてありましたが、ここも傷だらけです。
サクサクっと、削って綺麗にします。
木口も少し削ったので焼印が薄くなってしまいました。これはまあ、仕方ないところ。
床に落ちた木屑を集めたら、ゴミ箱が満杯になってしまいました。
部屋中、ヒノキの良い香りがします(^_^)
今回もなんとかなりました。半年に一回くらいやると、もっと楽に直せる気がしましたね。
楽器も同じですね。何年もそのままにしないで、半年〜一年に一回くらいメンテナンスしてあげると楽に直せますし、結果お安くもなると思いますよ!
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