弦楽器工房こばやし

小田原の弦楽器工房こばやしのブログです。仕事をしていて感じたあれこれを週一くらいで徒然と書いていきます。

顎当てコルクの貼り直し〜型紙作成〜

さて、前回の続き、コルク貼りです。

コルクシートですが、DIYのお店や、百均でも売っています。2㎜の厚みが使いやすいと思います。

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私が普段使っているコルクシートです。すみません、どこで買ったか忘れてしまいました。

使いやすいところから使っちゃうので、方々切り刻まれてますね(^◇^;)

顎当て以外にも便利に使えるんですよ、コルクの楽器を傷つけない適度な柔らかさって。

さて、まずはコルクを貼る部分の形にコルクを切り抜かないといけません。

コピー用紙のような薄めの紙を用意します。

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ちなみにこの紙は、更新して使えなくなったこばやしの古い価格表です(^_^;)

これをググッと指で押しつけます。

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グリグリと、面の角を紙に写しとります。折り目をつけるイメージですね。

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写しとれました(^○^)

線がハッキリしていた方が楽なので角をなぞるように、しっかり押しつけてください。

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折れ線に沿ってハサミで切ります。もう片方も同じように押しつけて切り抜くと…。

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こんな感じに。念のため実際に乗せて確認しましょう。

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ピッタリですヽ(´▽`)/ これで型紙の完成です。

次にこの型紙をコルクに貼っていきます。

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あとで剥がすので接着は何でも良いです。が、コルクを顎当てに貼るのには木工用の酢酸ビニル系接着剤(いわゆる木工用ボンドです)を使います。紙の接着もこれで良いかと思います。

あまりベッタリと貼るとあとで取るのが大変なので、カットの時に剥がれない程度で構いません。

写真では4点にチョンチョンとつけて接着を弱くしてます。

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貼りました。長くなりそうなので、今回はここまでです。次回はこれを整形していきますp(^_^)q

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