足柄から富士山が綺麗に見えました。春を感じますね(^○^)!
毎朝欠かさず歩いていますが、酒匂川の川辺では鶯の声も聞こえるようになりました。花粉もピークを越えた…ぽいですし、過ごしやすくなりますね。
さて、前回より引き続き、顎当てのコルクを貼っていきます。
型紙を作成して貼ったコルクをカットしていきます。
ハサミやカッター、ナイフなどなんでも切れますが、切れない刃物で無理矢理切るようにするとコルクはボロボロ(・_・;崩れてしまいます。ですので、切るときはなるべくよく切れる、薄い刃物を使うと切りやすいです。
切るときは、引いて切るというよりカットする線にそのまま刃物を押し切るようにした方が崩れにくい…気がします。
大体のあたりをつけて大きめの四角に切っちゃいましょう。
大きめに切れたら、曲線を切ります。ここも曲がりながら切るよりは、直線をたくさん繋げて曲線に近づけるようなイメージのが良いと思います。
ちょこちょこ切ってカーブを作れました。
型紙はもういらないので剥がしましょう。
点付けしてるので接着してないところに刃物を入れて剥がします。
両方とも型紙を剥がして完成です(^○^)
さていよいよ接着です。
剥がれてしまっては困るのでしっかり接着剤を塗ります。使うのは酢酸ビニル系の木工用接着剤です。
満遍なく塗ります。
金具のある部分などは塗りにくいので、こういった薄い板状の道具を使って端の方まで行き渡らせます。汚れても良ければコルクを切るのに使ったカッターや、扱いづらいですが爪楊枝なんかでもいけるかもしれませんね。
形を確認したら一気にぎゅっとくっつけます。
指でしっかり押しつけて数分はガマンです。
端からはみ出てきた接着剤は拭き取っておきましょう。ティッシュを使うと千切れてくっついて汚くなる(経験済み)のでいらない布で拭いたり、ゴムベラなどでこそぐのも良いですね。ちなみに私は指先で拭ってしまいます(^◇^;)
できました!
……
…
良く見ると左右で違いますね(O_O)
すみません、完成後の面取りをする前に写真を撮り忘れてしまいました(^_^;)
向かって右がコルク貼り付け作業のみ、左が平鑿で角を取ったものです。
製品として手に入れた時にはこうして面取りがしてあるものがほとんどです。しなくても使用上の問題はほとんどありませんので、作業としては終了ですが…
ここから先はほぼ自己満足の世界ですね。やはり面取りしてあった方が、カッコいいと思います。
平鑿で角をスライスするように取ります。
外してあったネジを取り付けて…
完成ですヽ(´▽`)/
下に写っているのは平鑿と、スライスされたコルクです。
スライスはともかく、コルクの交換はちょっと頑張ればできそうだと思いませんか?
自分で自分の楽器をメンテナンスするのも楽しいと思いますよ。一度試してみてはいかがでしょうか。
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