弦楽器工房こばやし

小田原の弦楽器工房こばやしのブログです。仕事をしていて感じたあれこれを週一くらいで徒然と書いていきます。

先生になりました!

こばやし、バイオリンの先生になりましたヽ(^o^)

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バイオリンの先生とは言っても演奏の先生ではありません。

Odawaraジュニアオペラという「歌唱をはじめバレエや演奏、衣裳、舞台美術などオペラにまつわるさまざまな芸術を学ぶ」スクールがあります。

そこで、バイオリンってどんなものなのかを知ってもらう授業の講師としてお招きいただいたのです!

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こちらのOdawaraジュニアオペラさんは、12/26に公演される小田原オペラさんの「ヘンゼルとグレーテル」にも出演しますよ!お子さんでも見に行けますのでお近くの方もそうでない方も、ぜひ見に行きましょう(^_^)

さて、授業の話です。

せっかくお招きいただきましたのでこれは気合を入れてやらねばならぬ、といろいろと準備をしていきました。

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まずは授業の流れと、板書がわりのスライド。

こばやしは話すのは好きですが、だからといって話すのが上手いかというと…うーん(~_~;)

話したいこと、伝えたいことはたくさんあるのですが、それ故に話がとっ散らかっていってしまうことがよくあるのです。

ですので、なにを話すのかを組み立てておかないと話がまとまりません。

次は、子どもたちのノートがわりのワークシート(実物はカラーでした、これは下書き)。

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小学生の低学年もいますので、極力難しい言葉を使うのは避けてふりがなをつけました。名前を書く欄を忘れてしまったのはご愛嬌ということで…(-。-;

流れとしては、バイオリンの歴史→作り方や素材の説明→楽器の音の違いを体験、のような感じです。

バイオリン4本に表・裏板などの素材、指板や駒などの部材も持っていきました。


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当日はガチガチに緊張していて、なかなか調弦は合わないし、手汗もすごかったです(^_^;)

しかし、さすがにみなさんオペラを学んでいるだけあって、どの子も楽器には興味を持って触れてもらえたのがありがたかったですね(^o^)

「先生」と呼ばれるのは面映ゆかったです。ガラじゃないなあ…。

そうそう、もう毛替えをしないといけないような弓が一本あったのですが、弓毛の説明をしているときに一本ちぎって前にいた子にあげたところ、「私も欲しい!」とみんなが欲しがったのはビックリしました(O_O)

工房では大体床に落ちているようなありふれたものですが、普通に生活していたら滅多に触らないものですものね。これなら何かプレゼントを用意しておけば良かったかな、と思いましたね。

みんなに4本のバイオリン全部を弾いてもらって、音の違いを感じてもらえたところで終了となりました。

最後にどのバイオリンが良かったか挙手でアンケートをとったのですが自分の作ったアマティモデルが半数近くの支持をもらえたのが密かに嬉しかったですヽ(´▽`)/

スライドやワークシートの作成には、妻に多大な協力をしてもらいました。ほぼ丸一日、一緒に作ってくれました(^◇^;)また、リハーサルに付き合ってくれた我が家の子ども2人にも感謝ですm(._.)m

おかげさまでなんとかやり切ることができました。

緊張もありますし、慣れないことでもあるのですが楽しくお話しできたと思ってます。

聞いてくれたみなさんに少しでも何かが届いてくれてたら嬉しいな、と思います(*´︶`*)

弦楽器工房こばやしは小田原の栢山から、弦楽器の出張修理を承っております。

詳しくはホームページをご覧ください。

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