10/22に紀尾井ホールで開催されました、サファリオーケストラ第29回定期演奏会に行ってまいりました。
紀尾井ホールも、だいぶ行き慣れてきたかな…。
全席指定で、真ん中の方の座席はほとんど埋まっている状態でした。
今回のコンサート、行けるかどうかというところがありまして初動が遅かったんですね(-。-;
まあこれは仕方ありませんが、仕方ないついでに少し冒険してみることにしたのです。
2階から通路を通って…
バルコニー席ですヽ(^o^)
なんとなく、舞台が見えづらかったり、音が聞こえにくかったりするのかなと思ってましたが…
確かに舞台は見えづらかったですね(^◇^;)
音は…舞台に近い分、迫力はありました。
音のバランスが…とか、そこまで細かくはわからない耳をしてますので、舞台を見下ろせるビューは楽しめました。
まずはオーボエのメンバーの方が急遽亡くなられたということで献奏という形で「風笛」。
私はパンフレットはあとから読み込むタイプでして、突然演奏がはじまったので驚いてしまいました。
聞いたことあるな、と思ったらドラマ「あすか」のテーマ曲だったんですね。
ご冥福をお祈りします。
そこからはプログラム通り、ブラームスの「悲劇的序曲」、シューベルトの「死と乙女」、そしてドヴォルザークの「新世界」と、アンコールに同じくドヴォルザークの「スラブ舞曲」という構成でした。
こういうコンサートの感想、長文になりがちでして(^◇^;)最近では一つに絞って書いていることが多いのです。当然大好きな「新世界」について書きたいところですが、その前に「死と乙女」について少し触れたいと思います。
「死と乙女」、元は歌曲なのですが弦楽四重奏が有名ですよね。とはいえ私の知識では「聞いたことあるな」くらいのものです。
この弦楽四重奏の各パートを複数人で演奏するという形をとっていて、珍しい形での演奏でした。
YouTubeでも何度か聴いて予習してから挑んだのですが、やはり音の厚みが四重奏版よりもあります。
漠然としたイメージになってしまいますが、最初は佇む乙女に密かに近づいてくる死神が一人…だったのが曲が進むにつれ二人、三人と増えていく感じに(O_O)
これは乙女もたまらんな、と思っていたら中盤からは乙女も複数出てきて、最終的には「死神達と乙女達」になってしまったような印象に(^◇^;)
タイトルから受けるほど暗いばかりの曲ではありませんので、描いたイメージもあってとても楽しめました。
さて、自分的にメインの「新世界」ですが、先に書いた通り舞台が見えず…。いえ、見ることが主では無いはずなんですが、せっかく自分のお客さまが演奏しているのに全く見えないということになってしまいました(T . T)
ついでに、「新世界」はとてもティンパニが印象的な曲ですが、そちらも見えず。
ただ、一部だったり全部だったり、さまざまな形で何度も耳に慣れ親しんだ曲です。
静かに、でも力強く始まる第一楽章、小学校のときに歌ったこともある(家路ですね、懐かしい)美しい第二楽章、もうこれでクライマックスでいいんじゃない?の第三楽章、そして第三を上回る大迫力の第四楽章…。
見下ろす形のバルコニー席、個々の奏者さんの緊張した様子も良く見えました。
終わって拍手をしている時、手に汗をかいているのに気づきました。意識せず、握りしめていたようです。
いや〜余は満足じゃ(^◇^)
夜の公演だったため、東京の実家に泊まらせてもらいました。
良い日だった…満足です(^-^)
Mさま、ありがとうございました!
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