こんにちは、弦楽器工房こばやしです。
拗らせた夏風邪が喘息のようになってしまいました。夜中にひどい咳で目が覚めて、息を吸おうとすると喉が狭くなってて(腫れてる?)ヒューヒューと変な声が出ます。側から聞いていると情けないこと限りないのですが、本人は必死です。脂汗をかきながらなんとか息を整えます…。お医者さんにも行っていますが、なかなか即回復!とはいかないです。いやほんとうに気をつけましょう。
なんとなく喘息って子どもがなるものだと思っていましたが、40過ぎてもなるものなんですね。こわいこわい。
さて、ゆっくりと進めているスズキのキットです。
表面がキレイになったので、オイルを塗りこみました。バイオリンの下地の処理もいろいろな方法がありますが、今回はオイルで仕上げて行くつもりです。
使用したのはワトコオイル、という木地仕上げ用のオイルです。普通にDIYのお店に売っているものですね。サラサラのオイルを布で擦り込むように塗っていきます。
最初はすぐに木に吸われてしまいますが、繰り返し塗っているうちに、表面に光沢のある膜ができてきます。木地に充分に染み込んでそれ以上浸透しないところです。
大体全体に膜ができ、オイルが染み込まなくなったところで、塗っていたのとは別の布で拭き取ります。写真はこの拭き取った状態です。
白木とは違う濡れたような美しさが出ますよね。
次回以降はこれにニスを塗っていきます。
弦楽器工房こばやしは小田原の栢山から、弦楽器の出張修理を承っております。
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