最近、練習してなかったなぁ…、レッスンもこの情勢でなかなか行けないし…年明けから忙しくて時間取れなかったし…。
でもやっぱり練習は大事だ٩( 'ω' )و
よし、今日は久しぶりに練習するぞ〜っ!
ってあれ?弦が黒くなってる!これは、錆びてるのかあああ!
…はい、茶番でした^^;
久しぶりに開けた楽器の弦が錆びている、なんてことは良くあることです(いえ、ホントは久しぶりに開けるなんてサボりすぎです(^_^;))
この写真で言うと1番線、E線のところがわかりやすいかと思います。
この症状、スチール製の弦ですとある程度仕方ないところではあります。鉄は、汗のような塩水が、つくと錆びやすいものなので…。
さして太くもないE線でここまで錆びてしまうと、少し強度が不安にはなりますね。
アップにするとかなり錆びているのがわかりますね。ちょっと直してみましょうか。
使うのはニスを塗っているときにも使った布ヤスリです。ただ、番手は3200でとても細かいものになっています。
触った感じはヤスリというより革のような印象で、指を擦ったりしてもほとんど削れません。
これでE線は削る…というより磨く、という感じです。
特に何かするわけではありません。ただ、錆がなくなるまで擦ります。
ピカピカになりました…が、この方法、弦が直って新品になったわけではありません(-。-;
あくまで見た目だけの応急処置です。E線は特に細いので、錆によって強度も影響されやすいです。錆びるような状態になってしまったら早めの交換をオススメします。
さて、最初の写真、実は錆びているのはE線だけではありません。
G線も黒くなっていたのですが、お気づきになりましたか…??
ちょっと長くなってしまったのでG線の錆については次回に分けますが、こちらは状況によっては直せますのでお楽しみに。
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