私はiPhoneユーザーなのですが、充電ケーブルってすぐボロボロになりません?
これらは居間、車、仕事場のライトニングケーブルなのですが、見事に全部ボロボロで補強してあります(^_^;)
最初はビニールテープでグルグル巻きにしたんですが、使ってると剥がれてくるし、粘着が劣化するのかネバネバが指につくのでやめました。
次にUVレジンで固めることにしたのですが、レジンを盛ってUV照射、盛って照射…で時間がかかる上に失敗すると丸ごと取れてしまって最初からやり直し、なんてことがあって面倒に(-。-;
そして行きついたのが熱収縮チューブです。
こんなセットを買ったのですが、元のケーブルからちょっと大きめのチューブを被せて、ヒートガンで温めてやると収縮してピッタリになるのです。
失敗しないし、早くて綺麗、というわけで充電ケーブルに限らず何か細いものの補強に愛用しています。
例えばこれ。リタッチ用の筆が折れてしまったのですが、ボンドでテキトーに留めたら熱収縮チューブを被せてブォーッ(ヒートガンの音)です(^○^)
多少力がかかるところなので三重にしてあります。
見栄えは良くないですが、使用に問題はありません。
で、これをやっている時に思いついたのですよ。
熱収縮チューブは説明書きに低アレルギーとか書いちゃうくらいアレルギーが起きにくいらしいのです。
調べるとポリオレフィンやら熱可塑性エラストマーだとか、あまり聞き慣れない素材でできているようですが、メガネのフレームにこれをつけて金属アレルギーを軽減するという使い方もあるとか!(O_O)
金属アレルギーは日本人の10人に1人と言われるくらい多いアレルギーで、バイオリンの顎当てで苦しんでいる方も多くいらっしゃると思います。
剥き出しの金属が顎と喉のところに触れますからね、そこが肌荒れになってしまう方も良く見ます。
革製のカバーなんかもありますし、ハンカチを挟んでる方もいますね。
そこで、この熱収縮チューブを被せてみたらアレルギーが起きにくいのではないかと。
で、完成したのが上にもあります、こいつです!
何人かの方に試していただきましたが、好評です。
これなら自分でもできますし、ダメだったらカッターで撫でてあげればすぐに取れるので外すのも簡単です。
もちろんご依頼いただければこばやしの方で施工させていただきますよ!
ご興味ありましたらお声掛けくださいね。
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